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山形情報ガイド・んだ!ブログ

2010年09月26日

いながりマラソン

庄内平野では、稲刈りのシーズンに入り、田んぼ農家は毎日、刈り取り後のチクチクと戦っている。あのチクチク感は、稲刈りをしている田んぼで、しかもコンバインの近くにいないと味わえない。一刻も早く風呂に入りたいと思う瞬間である。
私は稲刈りの匂いが大好きで、あの香ばしいような、ほろ苦いような、土と太陽と水の恵みがもたらすあの匂いが、そんなセンチメンタルな気分になるのである。
イナカに住むサラリーマンや、地元を相手にしていないビジネスマンは、農業の実情を殆ど知らない。私のようにおいしい部分だけを知っていて、リスクやマーケットについては全くの無知だ。自然を相手に商売をするというのは、グローバルな現代社会において、まさに地球規模の話になってくる。日本だけがおいしい米を作れるわけではなく、日本に似ている環境であれば、遅かれ早かれおいしい米が出来るのである。ノウハウをビジネス化して、インフラと一緒に新興国に売ってしまえばいいと思ってしまう。しかし、わざわざめんどくさいコメを喰わなくても、世界にはおいしい主食はたくさんある。庄内平野に住んでいると、コメこそ全てと思ってしまうが、以前、10日間ほど仕事で一緒になった山東省出身の中国人の主食は肉まんである。初めて聞いたとき、本当か?と半分冗談で聞いていたが、よく話を聞くと、飲茶的なモノをいつも食っているらしい。餃子などを毎日食ってたら、コメという食べ物があまり好きになれないらしい。日本人は、餃子とコメを一緒に食べるが、本場では餃子は主食だそうだ。焼き餃子よりも、水餃子のほうがメジャーだということも、リアルな話である。
現在、中国と日本が政府間でもめているが、イナカのように日本人しかいない、逆に言えば、外国人と話す機会があまり、というかほとんど無い地域で暮らす人々は、外国の情報をメディアからしか得ることが出来ない。Skypeやツイッターでリアルタイムにコミュニケーション出来るが、酒を飲みながら身の上を語り合ったり、仕事の休憩時間にどうでもいい話をしたりすることは出来ない。
日本は大和民族の国なので、ある程度、生活習慣などは国内どこに行っても同じである。島国であるからあたりまえなのだが、そのことに気づいて、中国という大国を相手に、メディアが煽っているような事情を見聞きしただけで、外国人を差別的に扱うのはそろそろ考えものである。中国人=貧乏で安い賃金で働いている というイメージは、ある意味正しいが、間違いでもある。私は日本人としてイナカをウォッチしているので、海外のイナカも気になる。そんな目線で外国人と話をすると、生活の違いや、文化の違いが、国の違いでそれほど変わるということはないということに気がつく。もちろん国の違いで、法律や教育が違うので、話をすると意外なところで自分の常識とかけ離れていることもあるが、基本的に人間というのは、どの国も同じである。エロい話にはニヤニヤするし、腹が減っているときにはイライラする。儲け話があれば、社会主義でも民主主義でも関係なく理解しようと努力する。

というわけで、今日はひまわりマラソンがあって、田んぼを眺めながら、秋晴れに恵まれて、イナカを満喫した。皇居の周りを走るよりも数百倍健康的だ。ただ、ひまわりマラソンというネーミングであれば、夏に開催すべきである。間違いなくこのシーズンは、イナガリマラソンだ。私が企画を担当したら、プレイベントとして、稲刈り競争や、刈り取りが終わった田んぼでイナゴ捕りなど、田んぼにちなんだイベントにして、コスプレランナー賞や、庄内米で作った酒に優勝者の名前入りの瓶をプレゼントしたり、そんな楽しく広がりのある企画にしたと思う。参加者には余った庄内米で作った餅かおはぎを配れ!である。もしくはせんべい的な米のお菓子を食わせろ!である。


マラソンが終わって、午後に買い物に行ったときに稲刈り風景を観て、今日はブログにコレを書いておこうと思ったのでした。

Posted by ニッポンのイナカ at 22:43│Comments(0)
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