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山形情報ガイド・んだ!ブログ

2012年07月23日

カニ

小さい頃、男なら誰でも一度は

狩り

に命を賭けたことがあるだろう。


カブトムシ、カエル、鳥、カニ。

捕獲できなくとも、道具を準備し、仲間を集め、目的地までチャリをこいで。
カゴいっぱいに道具を詰め込んで、「オレは一番でかいのを捕まえるぞ」と心のなかでそう決めていた。
途中で駄菓子屋で食料(お菓子)を調達し、目的地に辿りつくまでの間、全然関係ない話で盛り上がる。
到着すると、目的は一つ。

つかまえる

狩猟本能に忠実な行動。

獲物に意識を集中させて、ひたすら探す。一番デカイ獲物を見つけたヤツが勝ち。

幼い頃の思い出だ。




オトナになっても、ひたすら獲物を追っていた。


20代、湯野浜の夜。女子を求めてあらゆるパフォーマンスを繰り広げた。
浜辺の階段をクルマで昇って行って、「乗ってみる?」と言ってみたり。
花火をエサに波打ち際に誘ったり。
拡声器でアピールしてみたり。

とにかく、「女子の気を引くにはどうすればいいか」を中心に生活していた。
目的は交尾であり、下心全開で私たちは、ありとあらゆる前向きな手段で挑んだ。

だが成功する、性交することは難しかった。
ちょうどケータイ電話が普及しはじめ、自分のケータイのアドレスに女子の番号がどれだけメモリされているかで男のランクが上がった。振り返ると甘酸っぱい思い出だが、当時は本気だった。

オレはなんで女にモテないんだろう。

帰り道、無言だった。

必死だった。




あれから10年たった今でも狩りは続いている。
嫁がいても、仕事が順調でも、オッサンになっても。

獲物はカニである。

酒田港にオッサンが集まり、海面を覗きこみ、カニを討伐するのだ。
少年の頃の気分とは少し違い、ジェントルマンの雰囲気が漂う。

凪の酒田港にオッサンの高らかなハイテンションボイスが響き、蟹をみつける度に胸が高鳴り、勇者のケツにフラッシュが光る。水面に意識を集中させるので、こういう画になる。

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穏やかな水面にタモを下ろし、スルメを蟹に近づける。
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ハンター達は夜2時を過ぎた頃まで狩りを続け、クーラーボックスに蟹を詰め込んでいく。
カニを見つけては、討伐を繰り返す。
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持ち帰ったカニは茹で上げられ、息子たちのおやつとしておいしくいただく。
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Posted by ニッポンのイナカ at 23:29│Comments(0)
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